4/22に平成26年第4回安心業務研修・コンプライアンス会議が行われました。
今回の内容は以下のとおりです。
・満期管理
・事故確認
・代筆事案
・コンプライアンステスト
今回のコンプライアンス会議では代筆事案について実際に他社で発生した事例を出して話し合いが行われました。
※代筆事案とは、契約手続き時契約者以外が代筆をして契約を行うことです。
具体的な事例としては、契約者が要介護状態でやむをえず長男に代筆をしてもらった。
電話募集対象外契約だったが多忙であったため従業員が代筆をしてしまった等がありました。
どのような場合でも契約者以外が代筆・代印を行うことは禁止されています。
このようなことが発生しないためにも、禁止行為であることの再認識・契約者の意思能力に問題がある場合の対処方法などを確認することが大事であると思いました。
最後にコンプライアンステストの一部を抜粋して載せます。
募集人Aさんは契約者Bさんに自動車保険の契約内容を掲示し、更新の意思確認をしました。
申込書を持参していなかったので、後日Bさんに申込書に署名をいただくため、訪問の連絡をしたところ、Bさんから忙しいので代わりに署名をしてほしいと依頼されました。
次の文章のうち適切な行為と思われる番号を選んでください。
1)代筆行為は、契約者依頼によるものであり、
付保意思の確認も出来ていることから、Aさんは、止む得ない行為と判断し、
契約者署名を代筆した。
2)Bさんの依頼ではあるが代筆は禁止されているため、
Aさんは、同僚の募集人CさんにBさんの代理として署名をしてもらった。
3)Aさんは、Bさんに自署の重要性を説明し、後日契約者署名を取り付けた。
正解は 3)になります。
このように確認の為何問かの問題を出してテストを行っています。